【要警戒】介護業界のブラックランキング12選!評判の悪い施設の特徴は?

「介護施設ってブラックな施設が多いって本当?」

「自分が働いている施設ってもしかしてブラック…?」

確かに、介護業界で調べてみると「キツイ・つらい・ブラック」などが見られます。

もちろん自分にとって働きやすい施設もあります。

ですが、(自分の施設はブラックかも?)となかなか気づきづらいのが現状です。

この記事では、介護業界のブラックランキング12選を紹介するとともに、評判の悪い施設の特徴や働きはじめた職場がブラックだったときどうやって脱出するか、を解説していきます。

介護で働くことに興味のある方だけでなく、現場で働いている方々もぜひ参考にしてください!

介護業界のブラックランキング!評判の悪い施設の特徴12選!

介護業界で働くにあたり、「働きやすさ」は重要なポイントです。

いくら給料がよいとしても、肉体的・精神的苦痛を受け、心身ともに壊してしまっては身もふたもありません。

ブラックな介護施設の特徴を12選紹介します。

「面接を受けた介護施設、こんな感じだったかも…」

「自分のいる施設、すごく当てはまってる…」

もし一つでも当てはまっていたら要注意!

いくつも、もしくはすべて当てはまっていたらすぐにその施設から脱出しましょう!

特徴①新人教育を行わない

介護施設で働くのみならず、どの業界でも「新人教育」はとても重要です。

介護業界においては、施設の理念の説明だけではなく、対人サービスを行う上でどういった考えに基づいて業務を行うか、を指導しなければなりません。

しかし、新人教育をまったく行わないで、すぐに現場業務をやらせる施設も存在します。

大きく分けて、新人教育を「行わない」施設新人教育を「行えない」施設があると考えられます。

  • 新人教育を「行わない」施設
  • そもそも教育マニュアルがない。
  • 今までこうしてきたから、それに従えと言われる。
  • OJTという名目で指導せず、「習うより慣れろ」というスタンスである。
  • (On the Job Training:現場で直接指導を行う方法)
  • 新人教育を「行えない」施設
  • 教育マニュアルがない。
  • 人手不足でそもそも職員がいない。
  • 指導できる職員やリーダーが夜勤ばかりしている。
  • 新人職員が即戦力にならざるを得ない。

せっかく入職をしてもわけもわからないまま仕事をさせられ、さらに間違った手順で業務をしていると怒られる…なんてこともありえます。

こういった施設はすぐに離れてしまうことが賢明です。

特徴②常に人手不足

介護業界は人手不足の問題が深刻化しています。

介護の需要は急増しているにもかかわらず、介護で働く職員の供給量が追いついていないのが現状です。

常に人手不足の施設だと、一人当たりの業務負担がその分増えていきます。

ご利用者は増えているのに、見守りや細やかな介助を行う時間が割けないのです。

見守りや適切な介助を行えなくなると、施設内でさまざまな問題がでてきます。

一番問題なのは、転倒や転落・誤薬などの「事故」が発生しやすいことです。

負担が増えることで焦ってしまう、見守りが不十分だった、確認がおろそかになった。

実際に、人員不足により見守りができず事故が発生し、損害賠償請求をされたケースもあります。

県立西宮病院で認知症患者が転倒、重い障害「転倒の恐れ予見できた」 県に532万円支払い命令 神戸地裁

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202211/0015773009.shtml

現場の職員が見守りを行っていなかった、転倒事故を防ぐことができたにもかかわらず防止策を怠ったがために、約532万円の支払いを命じる判決がでました。

事故が発生し、重い障害が残ったり最悪命を落としてしまうことはお金で解決できる問題ではありません。

人手不足に対して何も対策を講じていなかった施設にも問題があるのです。

上記の理由により、人手不足をそのままにしている施設で働いている方はすぐに脱出したほうがよいでしょう。

特徴③長時間労働やサービス残業が多い

「特徴②常に人手不足」のため、一人当たりの業務負担が増え、長時間労働やサービス残業が多くなってしまいます。

介護業界における残業は、

  • ご利用者が急変してしまい、対応に追われた。
  • 職員が体調不良で欠勤してしまい、その分の穴埋めをした。

など、一時的で緊急性の高いものもあるので、一概に残業はまったくないとは言い切れません。

しかしながら、慢性的に人手不足で長時間労働やサービス残業を強制される施設も少なからず存在します。

特に、以下の理由で長時間労働やサービス残業をしている施設は要注意です。

  • 残業ありきでシフトが作成されている。
  • 残業をしなければ業務が終わらない。
  • ミーティングや申し送りを始業前に聞かなければならない。
  • 夜勤開始前に就寝準備をしておかないと、就寝介助が間に合わない。
  • 夜勤明けで、送迎や入浴介助・見守りをさせられる。
  • 時間外で記録の入力やイベントの準備を行わなければならない。

もっと悪質なケースだと、上記のようなケースで残業申請をすると、上司から

「ここの施設ではこれが当たり前。」

「みんながしてるからあなたもしなければならない。」

「業務内でできないあなたが悪いから、残業代なんて出せません。」

と言われる施設もあります。

身体面だけではなく、精神面にもかなりブラックな施設といえます。

特徴④有給休暇が取得しづらい

慢性的な人員不足の施設では、休みの申請をしても断られるケースもあります。

有給休暇は、職員の大事な権利です。

2019年4月から、年5日の有給取得義務が定められています。

(※ 年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者(管理監督者を含む)が対象)

にもかかわらず、取得しづらい雰囲気がでていたり、「取得=悪」だと思われることも少なくありません。

さらには、有給や休みであっても「この日はイベントがあるから休日出勤してください」と言われる施設もあります。

「休日出勤だし、お金出すからいいでしょ?」という問題ではありません。

慢性的な人手不足を作り出したにもかかわらず、休む時は職員を悪者扱いにしている施設はすぐに脱出すべきです。

特徴⑤理想論ばかりになっている

介護はご利用者がいてこそのサービスです。

特に、加齢や障害によりできなくなったことのお手伝いをするのが介護の仕事だと言えます。

「悩んでいるご利用者にこうしてあげたい」などの理想論は大事です。

ですが、理想論ばかりで現実をまったく見ていない施設も存在します。

慢性的な人手不足、業務改善をしない、利用者の状況を把握していない、スタッフの教育もできていない、など…。

理想と現実が大きく離れてしまうということは、その分のしわよせが職員の負担となります。

理想論ばかりを語る上司が「なんで現場はできないんだ」「こんなのでは利用者が幸せになれない」と言い出していたら、かなり要注意です。

あなたの自己犠牲だけでは介護は成り立ちません。

職員を大事にできない職場は、利用者も同じく幸せになんてできないのです

特徴⑥退職時の引き留めが激しい

職員の退職の申し出に上司が激しく引き留めをする施設はブラックだといえます。

  • 「もう少し待ってくれ」と退職を先延ばしにされる。
  • 「今は無理です」と退職を認めない。
  • 「お前は他のところに行っても通用しない」と退職をあきらめさせようとする。

さらなる人手不足を恐れる施設にありがちな、退職申し出時の対応だといえます。

そのように言われて、ずるずると退職をのばしてもあなたは幸せになれません。

もし、退職の仕方がわからない、引き留めにあっていて困っているなどありましたら、転職エージェントなどの第三者に相談するのもおすすめです。

特徴⑦ハラスメントを黙認する

介護業界の中で、さまざまなハラスメントが問題視されています。

大きくわけると3つの視点があります。

  1. 上司からのハラスメント:パワハラなど
  2. 職員から利用者へのハラスメント:虐待
  3. 利用者から職員へのハラスメント:暴力や性的など

さらに、上記ハラスメントを上司や周りの職員が黙認していることが問題です。

上司からハラスメントを受けた、こんなことを言われた…など気になる場合は、過去の裁判事例を参考にしてみましょう。

あかるい職場応援団

https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/foundation/judicail-precedent/

特徴⑧年功序列制度が抜けない

介護業界は、勤続年数が長くなればなるほど給与が増える傾向にあります。

しかしながら、勤続年数が長いだけで、特に成果を出していない中堅・ベテラン職員がいるのも事実です。

勤続年数や経験だけが長い、いわゆる「お局様」が職場を仕切るケースも見られます。

そのような施設は、評価制度がない、若い人材を大事にしない、資格や成果で評価されない、などの年功序列制度が抜けていません。

いくらあなたが頑張っていても、評価されなければ意味がないのです。

特徴⑨人間関係が悪い

介護の仕事を退職する約4人に1人は「職場の人間関係に不満」という理由で退職をしています。

その理由は、

  • 介護施設が閉鎖的になりがち
  • 職員が決まったメンバーである
  • 職員の年齢層が広い
  • 多職種と関わりがある

などが挙げられ、衝突が起きやすい環境にあります。

さらには、管理職が「あの人はああだから、しかたない。あなたが我慢してください。」と対策をしてくれないケースがあります。

心が壊れてしまう前に早く離れてしまいましょう。

特徴⑩入社前と条件が異なる

面接の時に聞いた就業内容と全然違う雇用契約書を渡された、という事例もあります。

例えば、

  • 「残業なしと聞いていたのに、実際働いてみると残業が多くあり、さらに固定残業代だった」
  • 「賞与ありと聞いていたのに、『今回は業績が悪いからなし』と言われた」

といったケースです。

また口頭説明だけで、書面で雇用契約書をもらえないということもあります。

そういった場合はひとりでかかえこまず、労働基準監督署及び総合労働相談コーナーへ相談をしましょう。

特徴⑪要望を全て引き受ける

施設の上司やリーダーが「ご利用者・ご家族優先!」と意見や要望をすべて受け入れるケースもあります。

問題なのは、現場の状況をまったく考慮せずに「できます!」「やります!」とリーダーがご利用者・ご家族に伝えてしまうことです。

さらに困ったケースは、リーダーが「家族に言われたことだからやってください」と現場に丸投げしてしまいます。

例えば、ご家族から「毎日夜に1時間入浴していたので、そうしてください!」と言われることも少なくありません。

「できる」というのは簡単ですが、「行う」ためにはいろいろな調整が必要です。

結局、日勤が残業をして入浴介助を行うという弊害が出てしまいます。

残業代が出るから、という問題ではなく肉体的・精神的にもつらくなってしまいます。

特徴⑫役職者が全員生え抜き

役職者が全員生え抜きだとブラック率が高めな施設の可能性が高いといえます。

その理由は

  • 他の施設を知らない(知ろうとしない)。
  • 自分ルールが強く、いうことを聞けないやつが悪いと思っている。
  • 考え方が古く、業務改善を行わない。

が挙げられます。

短期的には気づきづらいですが、長期的にその職場で続けていくとなると、体制についていけなくなる可能性が高いといえるでしょう。

ブラック施設か判断する方法5選

介護業界には働きやすく素晴らしい施設がある一方、ブラックな施設も存在しています。

これから働く施設がブラックかどうかを判断する方法を5選紹介します。

求人票や面接だけではなかなか気づけないブラック施設もあります。

これから紹介する方法を知っておくだけで、ブラック施設に入職してしまう危険性が低くなるでしょう。

方法①常に求人の応募が出ている

転職サイトで求人を検索した時、常に求人募集をかけている施設があると要注意です。

募集をかけてもまったく人がこない施設もありますが、すぐ人が辞めてしまう施設と考えることができるからです。

つまり、人がすぐ辞める=職場内環境が悪いと考えることができます。

ただし、初めて転職活動をしたときに、その施設が常に求人情報を出しているかどうか自分ひとりで判断しづらいため、転職エージェントに確認することがおすすめです。

方法②実習生の受け入れを確認する

福祉系大学や専門学校などの実習生を受け入れているかどうかを面接で確認してみましょう。

実習生を受け入れられる、ということは、

  • 数日しかこない実習生でも対応できる業務マニュアルがある。
  • 外部の人が積極的に施設内へ出入りできる。

と考えることができます。

ただし、新型コロナウイルスの影響、福祉系大学や専門学校の減少など、そもそも実習生が少なくなった可能性があるため、参考程度に確認することがよいでしょう。

方法③転職サイトで確認する

転職サイトで施設の求人だけではなく、口コミや第三者の評価を確認しましょう。

給与の面や業務内容だけでなく、実際に働いたことのある人の口コミも確認しておくことで、入職してからブラック施設だと判明するリスクを下げることができます。

ただし、口コミの中には個人的な悪口・意見も含まれていることがあるため、鵜呑みにしすぎないよう注意が必要です。

方法④職場見学を行う

入職前に必ず職場見学を行いましょう。

職場見学を行うことで、求人票や写真だけではみえない職場の雰囲気を感じられるため、入職してからのギャップを抑えることができます。

清掃はされているか?

床にゴミが落ちて誰も拾う様子がない、テーブルが食べくずだらけで拭いていない、などがみられる場合、福祉施設で重要である職場の衛生状況が悪い可能性があります。

特に古い施設だと壁の汚れが目立つ時もありますが、床やテーブルの汚れは日常的に清掃できていない判断材料となるでしょう。

ご利用者に笑顔は見られるか?

フロアを見学する時、ご利用者の表情を確認しましょう。

ずっと笑顔とまではいかなくとも、なんだか元気がない、それも複数人いる場合は要注意です。

職員は挨拶を返してくれているか?

フロア入室時には、必ず挨拶をしましょう。

求職者から積極的に挨拶をしても、職員が挨拶を返さない、疲れている様子ならば気を付けましょう。

どんな職員であれ、挨拶は基本中の基本です。

複数の職員がそれもできていないほど疲れていたり、職員教育ができていなかったりする可能性があります。

・休憩室や事務所は整理整頓されているか?

休憩室や事務所、ステーションが整理整頓されているかを確認しましょう。

見学や面接ではなかなか気づきづらく、入職し案内されるとすごく汚かった…というケースがあります。

フロアがキレイでも、そこで働く職員の休憩スペースが汚くてはとても落ち着きません。

また事務所や記録を行うステーションも書類が乱雑に置かれているなどがあれば、入職して記録や書類に困る可能性が高いといえるでしょう。

・見学に行くタイミングは10時か15時がベター

もし「いつでも見学に来てください」と言われた場合、施設見学に行く時間は10~11時、もしくは15~16時がベターです。

なぜなら、食事前や食事中はご利用者もトイレ等で動かれており、さらに職員もトイレ介助や食事介助に追われているため、見学対応をする余裕がないことが多いからです。

10~11時は朝の排泄介助が終わり水分提供を行う施設が多く、比較的ひと段落ついたタイミングだと言えます。

15~16時もおやつ提供や介助を行った後、夕食の準備をする前なので、比較的穏やかな時間の可能性があります。

見学対応をしてくださる職員の都合もありますが、極力施設見学を行う時はジャマにならない時間帯にしましょう。

方法⑤雇用契約書の内容を確認する

面接や求人票で自分の希望する条件を提示されたとしても、雇用契約書に全然違う内容で記載されて、その場でサインを求められるケースもあります。

例えば、

  • 業務内容が面接で聞いたことより多く書かれている。
  • 面接で確認した手当が入っていない。
  • 賞与や退職金の記載内容があやふや。

などが挙げられます。

雇用契約書を渡された時に、その場でサインせず一度持ち帰りましょう。

しかしながら、雇用契約書に書かれている内容や不明なところがあった場合、直接問い合わせしづらく悩んでしまいます。

転職エージェントを通して求職しておけば、自分ひとりだけではなく転職エージェントを介して施設に相談や質問ができるのでおすすめです。

介護業界によくあるQ&A

介護業界で働く上で、ブラック施設で働かないためには特徴や判断する方法を知ることが必要です。

働きやすい職場で長く勤める上で、収入・人間関係・失敗しない転職がポイントとなるでしょう。

次に、介護業界によくある質問を解説します。

収入を増やすためには?

介護業界における収入アップ方法はさまざまあり、長く勤務するだけではなく、資格取得やキャリア、施設形態によって違いが見られます。

  • 勤続年数:同じところで働く
  • 資格取得:介護職員初任者研修や介護福祉士の取得
  • キャリアアップ:施設内でリーダーや管理者になる
  • 施設形態:特養や老健の方が他形態より収入が高い
  • 転職:より条件のよい施設へ転職を行う

資格の勉強や転職活動を行うことで、今よりもさらに収入を上げることができます。

人間関係が上手くいかないときは?

閉鎖的でさまざまな年齢層や価値観の人がいる介護施設では、人間関係がうまくいかないときが多くあります。

そういった場合は、

  • 何を言われても気にしない。
  • 1人で抱えこまず、家族・同僚・上司に相談する。
  • それでも変わらなければ自分から環境を変える。

といった対応をしましょう。

特に人間関係で深く悩んでしまうと、自分の精神を壊してしまう可能性が高くなり、次の職場でも大きな影響を及ぼします。

そうなる前に、自分から環境を変えることも大事です。

転職に失敗しないためには?

転職で「成功」するとは、あなた自身が希望する働き方ができるかどうかにあります。

転職活動を行うことで、自分が仕事に何を望んでいるのか、長期的に何をしたいか、を考えることができるのです。

今いる職場で満足でも、長期的なキャリアアップを目指すならば転職しなくても転職活動をすることをおすすめします。

長時間労働やサービス残業、人間関係が悪い施設に身を置く必要はありません。

自分が働きやすい職場で、心身ともに健康に仕事ができることが失敗しないコツです。

ただし、いざ転職をしようとしても1人ではなかなか大変です。

そこで転職エージェントを使うことで、1人だけでは難しい転職活動をスムーズに進めることができます。

登録も無料ですので、気になったら今だからこそ、転職活動をはじめてみましょう。

ブラック介護施設は淘汰される時代になった

新型コロナウイルスや物価や光熱費の高騰により、介護施設・事業所の廃業が過去最多になっています。

高齢者の増加により、多くの介護施設ができておりますが、今後働きづらい職場に人が残らず、配置基準を満たせないため業務停止や廃業するケースも多くなることが予想されます。

2025年・2035年問題により、高齢者が日本人全体の1/3になり、さらにより働きやすい施設が残っていくでしょう。

これから介護で働く方、実際に働いている方が、他の施設はどうなのか?と一度立ち止まり考えてみるだけでもとても重要です。

働くあなたが施設を見極め、選ぶ時代になったといえます。

働くあなたがより良い職場を求めること、それがブラック施設を減らしていく近道なのかもしれません。

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